妊婦さんの対応で困ってしまう代表的なものが、薬の処方ではないでしょうか。基本的な知識を身につけて、より自信を持って対応できるようになりましょう。
以下の問いに、○ か ✖️で答えよ。
1.ヒトにおいて出生後に先天異常が見られる頻度は約1%である。
2.妊娠3週での薬剤投与で、流産に至らなければ胎児に奇形は起こらない。
3.薬剤と妊娠の影響を最も注意すべき器官形成期は、妊娠4週から7週である。
4.妊娠10週での薬剤投与では、胎児に性器の奇形を起こす可能性がある。
5.薬剤による胎児毒性が問題となるのは、妊娠22週以降である。
6.妊娠後期での非ステロイド系抗炎症薬の使用は、羊水過少症を引き起こす可能性がある。
7.妊娠6週でのバセドウ病における治療薬は、プロピルチオウラシルよりもチアマゾールがすすめられている。
8.高血圧症にて妊娠前よりACE阻害薬を使用していた場合は、妊娠後も内服を継続して構わない。
9.妊娠24週において、血圧上昇に対する降圧薬は、ニフェジピン徐放剤が選択肢の一つになる。
10.てんかん合併妊娠において、バルプロ酸の投与量は1000mg/日以下が望ましい。
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